これからの人生、誰のために歩きますか?

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「これからの人生、誰のために歩きますか?」もし今、そんな問いがふと心に浮かんだなら、
この文章が、あなた自身と静かに向き合う時間のきっかけになれたらうれしいです。散歩の途中で出会った一冊の本と、
40代を前にした私の、少しずつほどけていく心の記録です。


本屋での違和感と“吸い込まれるような出会い”

散歩に行く前、本屋に立ち寄った。
目的の本は見つかって、手に取った。
でも、何かが違った。
しっくりこない。
その違和感に導かれるように、周囲の棚を眺めていたら、ふと目に入った一冊があった。

「40代にとって大切な17のコツ」

重いかげないタイトル。
でも、手に取った瞬間、何かに吸い込まれるような感覚になった。
予定していた本ではなかったけれど、なぜか、これを持って帰りたくなった。

🧠心理学的補足:
こうした“違和感”は、心理学では「認知的不協和」や「選択的注意」と呼ばれます。
自分の中で何かがズレたとき、無意識に“今の自分に必要なもの”に目が向く。
違和感は、気づきの入口になることがあるのです。

📊社会的背景:
内閣府の調査では、40代の約半数が「社会の現状に不安を感じている」と回答。
「今後の人生に明るさを感じている」と答えた人は、他の年代よりも少なめでした。
だからこそ、“これからどう生きたいか”という問いが、ふとした瞬間に浮かびやすいのかもしれません。


救われた言葉と、涙の理由

家に帰って、すぐに読み始めた。
何気なくページをめくっていたそのとき、ある一文に出会った。

「これからは、自分のための人生を生きてもいい」

その瞬間、胸の奥がじんわりと熱くなって、涙が自然とこぼれた。
誰かに許されたような気がした。
いや、もしかしたら、自分で自分に許したのかもしれない。

私は、自分で勝手に何かを自分自身に縛りつけていたのかもしれない。
「こうあるべき」「こうすべき」——社会的なことや世間的なこと、
当たり前のように見えるけれど、実は誰かが決めた“風習”のようなもの。
それを知らず知らずのうちに、自分の中に染み込ませていたのかもしれない。

もし今、少し立ち止まっている人がいたら——
この言葉を、そっと置いておきたい。

これからは、あなたのための人生を生きてもいい。

誰かの期待じゃなくて、今のあなたが「こうしてみたい」と思えることを、
少しずつ選んでいけたら。
それだけで、きっと十分なんだと思います。

🧠心理学的補足:
こうした涙は「自己受容」が動き出したサイン。
“自分の人生を生きていい”という許可は、自己肯定感の土台を揺さぶる力を持っています。

📊社会的背景:
2025年の調査では、40歳を迎える人の60.6%が「今後も転職したい」と答えていました。
また、74%が「管理職よりスペシャリスト志向」を持ち、
その理由の多くは「自分らしく働きたいから」。
「自分のために生きたい」という感覚は、今の40代にとってとても自然なものなのかもしれません。


“う〜ん…”でしか答えられない30代

「30代はどうでしたか?」と聞かれても、私は「う〜ん…」としか言えない。
30代前半は、何かになりたくて、ずっと走っていた。
「これが正解かはわからないけど、止まるのが怖かった」
そんな気持ちで、資格の勉強をしたり、予定を詰めたりしていた。

でも、ふと気が抜けたように、何も考えずに過ごした日もあった。
それは“遊んでいた”というより、がんばる自分を少し休ませていたのかもしれない。
その時間をどう受け止めたらいいのか、今もまだうまく言えない。

🧠心理学的補足:
人は経験に意味を与えることで、自分の物語を紡いでいきます。
でもその“意味”は、いつもすぐに見つかるわけじゃない。
「この時間は何だったんだろう」と立ち止まること自体が、次のステップにつながることもあるのです。

📊社会的統計より:
2024年の調査では、30代の約7割が「将来のキャリアに不安がある」と答えていました。 さらに7割以上が「今後のキャリア展望が明確ではない」と感じているという結果も。
“う〜ん…”としか言えない感覚は、まだ言葉になっていない理想との距離なのかもしれません。


変わりたいという願いと、40代への静かな決意

40代になる私は、何かチャレンジするというよりも、変わりたいと思っている。
もっと言えば、「自分を取り戻したい」。
その一つとして、自分のやりたいことを副業にしてみたい気持ちがある。

🧠心理学的補足:
“変わりたい”という気持ちは、自己変容の始まり。
「自己決定理論」でいう“内発的動機”が、持続的な変化を支えます。

📊社会的統計より:
2025年の調査では、40歳を迎える人の62.6%が「転職経験あり」、
さらに60.6%が「今後も転職したい」と答えている。
「安定」よりも「変化」を選ぶ人が増えている。

また、74%が“管理職よりスペシャリスト志向”を持ち、
その理由の多くは「向いていないから」ではなく、
「自分らしく働きたいから」だった。

社会的にも、「思っていた40代とは違う」と感じている人が多いみたいだ。
それは年収や肩書きだけじゃなくて、
「もっと自分らしく働けていると思っていた」とか、
「もう少し落ち着いているはずだった」とか——
そんな、言葉になりきらない“ズレ”のようなもの。


散歩で“いろんな私”と話す

散歩をしているとき、ふと自分の中に何人も自分がいることに気づく。
仕事のことを考えている自分。
家庭のことを思い出している自分。
SNSで誰かの投稿を見た記憶がよぎる自分。
そして、「今の人生、これでいいのかな」と問いかけてくる自分。

歩いているだけなのに、頭の中では静かな会議が始まっている。
「それでもいいよ」と言ってくれる自分もいれば、
「でも本当はどうしたいの?」と問いかけてくる自分もいる。

昔は、散歩しながら“自分を探していた”気がする。
でも今は、“いろんな自分と一緒に歩いている”という感覚に近い。
探すより、ただ一緒にいる。
それだけで、少し安心できるようになった。

🧠心理学的補足:
このような感覚は「内的対話」や「自己統合」と呼ばれ、
自分の中にある複数の声を認め、受け入れていくプロセスです。
40代は「何を残したいか」「どんな自分でいたいか」を静かに問い直す時期でもあります。

📊社会的統計より:
野村総研の調査では、40代の52.1%が「人生の意味を問い直している」と答えていました。
探すことに疲れた人が、“今の自分で生きる”ことを選び始めている。


あなたと歩いている気がした

まだうまく言えないことがある。
でも、それを抱えたまま歩いている人が、私のほかにもいる気がする。
それだけで、少しだけ心がほどけた。

もし今、少し立ち止まっている人がいたら——
この言葉を、そっと置いておきたい。

これからは、あなたのための人生を生きてもいい。

誰かの期待じゃなくて、今のあなたが「こうしてみたい」と思えることを、
少しずつ選んでいけたら。
それだけで、きっと十分なんだと思います。

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